AI・デジタル情報工学科

This is New Normal.
新しい常識を学ぶ

AI・デジタル情報工学科は、AI・データサイエンス・プログラミングを中心とした最新の情報技術を、基礎から応用まで体系的に学べる学科です。学ぶ内容の約7割が情報に関する技術や数学の科目で構成されており、コンピュータやプログラミングに触れながら学習を進めることができます。また、機械・電気電子・化学・生物といった工学の基礎も合わせて学ぶことで、情報技術を実際のものづくりや社会の仕組みと結びつけて理解する力を育てます。

 実験や演習の授業も多く、自分の手で作り、試し、確かめる体験を大切にしています。AIを使った画像認識、ネットワークを利用したIoTの仕組み、データから未来を予測する方法など、実社会で役立つ幅広い技術を体験しながら、「なぜこう動くのか」を理解する力を身につけます。これらを通して、新しいデジタル社会に柔軟に対応し、自分のアイデアを形にできるエンジニアをめざす学科です。

AI・デジタル情報工学科で学ぶ内容

AI・データサイエンス・プログラミングを中心に、デジタル社会を支える幅広い情報技術を学びます。はじめに、プログラミングの基礎やコンピュータの仕組み、インターネットの動き方などを丁寧に学ぶことで、情報工学の土台をしっかり固めます。続いて、AIのしくみやデータの分析方法、アルゴリズムや最適化など、より高度な内容に段階的に挑戦していきます。また、IoTやセンシング技術、画像処理、デジタル信号処理など、実世界の現象をデジタルで扱う方法も学びます。さらに、機械・電気電子・化学・生物といった工学基礎を学ぶことで、情報技術と現実の仕組みをつなげて考える力を身につけます。実験や演習の授業を多く取り入れ、AIモデルの作成、ネットワークの構築、小さなアプリケーション開発など、手を動かしながら実践的に学べる点も大きな特長です。最後には卒業研究に取り組み、自分の興味を深めながら、社会で役立つ技術を自分の力で形にしていきます。

特徴的な科目とキーワード

科目の詳細

AI基礎(3年生):AIがどのようなものかを学ぶ.学びはAI応用Ⅰ・Ⅱへと続く.

データサイエンス応用(4年生):データから現状や未来を読み解くために,様々な機械学習の手法について学ぶ.

サイバーセキュリティ(4年生):インターネット上の安全・脅威について理解し,サイバー攻撃に対する防御手段について学ぶ.

最先端AIに関する講義:外部講師によるアプリ作成やAWS教材を用いた最新の授業を展開する.

入学者に求める能力と適性アドミッションポリシー

  • 1AIとデジタル情報技術について学びたい人
  • 2実験を伴った高度な情報技術によって世の中を幸せにしたい人
  • 3グローバルな視野を持って、国内及び国際社会で活躍したい人
  • 4情報に興味を持ち、未知のことにチャレンジする人
  • 5いつも夢を持ち、その実現まであきらめないで努力を続ける人

卒業認定方針ディプロマ・ポリシー

全学科共通の卒業認定方針以外に所定の単位を修得し、
かつ以下のような能力を身につけた学生に卒業を認定します。

  • 情報工学の専門知識と技術および自然科学や工学の基礎知識を身につけ、新たなデジタル社会を切り拓くために、新技術分野に柔軟に対応することができる。
  • 実験や演習を通して、身につけた情報分野の実践力をもとに、技術が社会に与える影響や様々な社会的課題に対応し、主体的に思考し行動することができる。

教員からのメッセージ

中村 基訓 教授

情報技術で新しい常識をつくる

スマホやゲーム、検索エンジンの裏側では、AI(人工知能)やデジタル技術が活躍しています。この学科では、AIがどのように判断し学習するのか、さまざまなデータをどう活用するのか、情報をどのように安全に取り扱うのかなど、情報技術について幅広く学ぶことができます。

「AIを使ってアプリを作りたい」「データで未来を予測したい」――そんな思いを持つ人にぴったりの学科です。This is New Normal. 情報技術で新しい常識をつくる、そんな未来のエンジニアを目指して、一緒に学びませんか?