１０月２５日（水）から２７日（金）までの３日間，本科第４学年１５２名が学科ごとに道内の工場や研究施設等を見学しました。

　この見学旅行は，実際にものづくり現場を体感するとともに，旅行を通じて学生同士の親睦を深め，集団生活に必要なルールを学ぶこと等を目的として毎年実施しているものです。

　１日目，電気情報工学科では，北海道電力株式会社砂川発電所を訪問し，発電設備を操作・監視する中央操作室等を見学しました。参加した学生からは「私たちが当たり前のように利用している電気は，多くの方の努力によって供給されていることを知り，そのありがたみを感じました」という感想がありました。

　２日目，システム制御情報工学科では，株式会社日本製鋼所室蘭製作所を訪問し，日本刀の伝統的な製作を行う鍛刀所，巨大なプレス機械による鍛造を行う工場等を見学しました。参加した学生からは「真っ赤に熱せられた鉄鋼の塊の鍛造や，実習工場にある旋盤とは比べられないほど超巨大な旋盤や切り屑には驚きました」という感想がありました。

　３日目も各学科でそれぞれの見学先を訪問し，多くのことを学ぶことができました。

　この見学旅行を通じて，緊迫した仕事の雰囲気や最新の設備を見学するなど，実際のものづくり現場を体感できる大変良い機会となりました。

▲日鉄住金テックスエンジ株式会社室蘭支店 　（機械システム工学科）	▲北海道電力株式会社砂川発電所 　（電気情報工学科）
▲株式会社日本製鋼所室蘭製作所 　（システム制御情報工学科）	▲雪印メグミルク株式会社札幌工場 　（物質化学工学科）