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本校の共同研究が,精密工学会北海道支部の技術賞を受賞しました。更新日:2013/09/27

 去る8月31日(土), 北見工業大学で開催された2013年度精密工学会北海道支部学術講演会において,システム制御情報工学科の大柏准教授 と,有限会社石井鉄工場の石井誠士氏,菊地電気工房 の菊地幸雄氏の共同開発による『コンピュータ制御自動積み込み大根収穫機の開発』のポスターセッションによる発表が行われ,「技術賞」を受賞しました。

 

 石井氏は,昭和48年本校機械工学科に入学し,現在は旭川市永山で「石井鉄工場」を経営しており,主に大規模農場向けの大根収穫機、選果場用の大根荷受装置を製作し実績を上げています。

 

 今年度から大柏准教授と石井鉄工場が共同研究を行い,農場用の大根収穫機積み込み装置のコンピュータ制御による自動化に取り組んでいます。

 この研究は,作業者が手動により大根積み込みを行った時のコンベア,コンテナの移動経路をコンピュータに記憶させ,以降の積み込みでは,記憶した経路通りに自動で動かすものです。

 その結果,作業者の労力を大幅に削減することができ,従来の収穫では3名の作業者が必要でしたが,共同研究により開発された「コンピュータ制御自動積込み大根収穫機」では,1名で収穫作業を行うことができました。

 

 今回,精密工学会北海道支部の審査員の方々に独創性,新規性が認められて受賞となりましたが,大柏准教授は,「今後もこの受賞を励みにして研究を進め,さらに使いやすい収穫機を世に送り出したい」と語っています。 

 

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▲ポスターセッションで説明する石井社長  ▲コンピュータ制御自動積み込み大根収穫機 

 

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