8 月27日(水)、札幌市立南小学校で実施された半導体体験教室で、本校の篁耕司副校長が講師を務めました。これは、新たに最先端の半導体製造拠点が北海道に形成されつつあるなか、産業の中核を担う将来の人材育成などにつなげるため、北海道(経済部 AI・DX推進局 次世代半導体戦略室)が主催するものです。
当日は、同校理科室にて小学6年生35 名ほどを対象にした授業を行い、身近にあるハイテク機器や電気製品の大部分に半導体が使われているといった説明に児童たちが熱心に聞き入りました。また、テスターによる透明半導体基板の抵抗測定や、顕微鏡によるシリコン基板の観察、3 色のLED の点灯などの実験を通じて、児童たちが実際に半導体に触れながら、高い関心をもって体験的に学べる機会となりました。
この実施を皮切りに、この半導体体験教室は全道14振興局・計16校の小中学校において12月まで順次実施が予定されており、旭川・釧路・函館・苫小牧の道内4高専の教員などが講師役を分担して務めることになっています。