9月14日(日)、エスコンフィールドHOKKAIDOでの北海道日本ハムファイターズの公式戦において、株式会社三菱UFJ銀行が開催した「半導体を知ろう!スペシャルマッチ by MUFG」の小中学生向け半導体ワークショップで本校の篁副校長が講師を務めたほか、Rapidus株式会社と並び、球場コンコースエリアにて半導体とその人材育成に関した展示を行いました。
本イベントは、三菱UFJ銀行が北海道における半導体産業の発展と半導体の機能・重要性の理解向上を目的に、技術研究組合 最先端半導体技術センター(LSTC)による後援、旭川高専による協力のもと、開催したものです。
デーゲーム開催日の午前、球場内のMUFG Co-Creation Room(インタビュールーム)にて、応募して当選した約40名の小中学生を対象に行われた半導体ワークショップでは、身近にあるハイテク機器や電気製品の大部分に半導体が使われているといった説明や、カード中にある半導体チップをみつける体験、顕微鏡による加工済みのシリコン基板の観察、3色LED の点灯や色の合成などの実験を通じて、子供たちが実際に半導体に触れながら、高い関心をもって体験的に楽しく学べる機会となりました。
試合開始前から終了時にかけて、子供連れを含む多くの来場者が立ち寄り、実物の半導体に触れたり半導体のはたらきを実験で学んだりできる特設ブースが球場2階コンコース(MAIN LEVEL Coca-Cola GATE横)に設けられ、北海道に工場をおくRapidus株式会社や北海道庁の取り組みの紹介と並び、北海道地区4高専(旭川・釧路・函館・苫小牧)半導体人材育成連携推進室による人材育成事業等について紹介する展示を行いました。
半導体ワークショップに参加した小中学生全員と、特設ブースで応募して当選された方には、旭川高専内に新たにできた「半導体ラーニングLab.」の微細加工装置を使って、シリコンウェハ上に各社・団体のロゴを金属蒸着して作成したオリジナルキーホルダーをプレゼントしました。
