電気情報工学科

AI(人工知能)を中心とした新しい時代に向けた「電気」と「コンピュータ・情報」の知識・技術を学び,それらを活用できる人材を育てています

電気情報工学科の教育プログラムが,
文部科学省による「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定されました。

全国の国立高専 51校の中では、 4校 6学科 のみが認定されております。

当校では電気情報工学科のみ、詳細はこちらより、ご確認ください)





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在学生からのメッセージ や 教員による研究紹介などを掲載しています。



●学生による学科紹介

NEW!! 2022/8/2 更新

4分程度となっていますので、是非最後までご覧ください







電気情報工学科の概要

 今,AI(人工知能)の急速な発展によって,私たちを取り巻く環境が大きく変化しようとしています.今後AIを搭載した電子機器が日常的に使われ,情報ネットワークや新たな通信方法,進化したスマートフォン,エレクトロニクスとともに電気の供給(発電)の需要がますます多くなることは間違いありません。

  例えば,私たちの周りにあるスマートフォンは,半導体技術の発展によって小さなコンピュータが中に入っていて「電気」で動いています。また,無線用の電子部品を使いインターネットに接続し、コンピュータ上の「情報」が通信ネットワークを介してやりとりされています。

 旭川高専の電気情報工学科では,以下のキーワードにつながる学習を行っています。AI(人工知能)を中心に,左上側の半導体関係,右上側の電力エネルギー関係,左下側のIoT・通信ネットワーク関係,右下側のプログラミング・データサイエンス関係など,高専電気情報工学科で学習する内容が多岐にわたる最新技術につながっています。作業着を着て金属を削ったり,白衣を着て薬品を混ぜたりすることはありませんが,その分電気の流れる仕組みやコンピュータ内部の仕組みの勉強,そしてプログラミングの時間を多くとります。そのため4つの学科のなかでプログラミングの授業時間が一番長いのも特徴です。

電気情報工学科キーワード

 電気情報工学科では,まさに新しい時代に必要な「電気」と「情報」を学ぶことができます。電気に関するほとんどの現象は目に見えないため,直感的に理解するのに時間がかかるかも知れません。でも,実験と実習に重点を置きながら,徐々に学んでいくので大丈夫です。1年生から3年生では,電気・電子やコンピュータ(情報)の基本をしっかり勉強します。その後,4,5年でより高度な電気・電子・情報工学分野の勉強をします。


電気情報工学科の教員HP



教育目標およびカリキュラムの編成方針

教育課程表およびシラバス

卒業研究一覧

 第5学年での卒業研究において,「電気・電子・情報工学に関する専門知識の上に,創造力,柔軟な思考力を備え,国際化社会におけるグローバルな視野や情報化社会におけるモラル,コミュニケーション能力を見つけた社会に役立つエンジニアを育成する」ことを目標進めています.2023年度は下のようなテーマを下に卒業研究を進めておりました。

  • マイクロ波融雪用導波管スロット形状の最適化に関する研究
  • 生成系AIを活用した学修支援システムの構築
  • CSVデータベースシステム
  • 半導体パラメータアナライザを用いた薄膜コンデンサの静電容量測定法の研究
  • バイノーラル録音を用いた音源方向の推定について-前後方向の推定に関する考察
  • Raspberry Piを用いた計測システムの構築
  • 透明導電薄膜材料の作製とその膜質評価
  • パルスレーザー蒸着装置を用いた新たな化合物半導体薄膜の探索
  • 三次元形状比較システム
  • 機械学習におけるGrokkingについて
  • パワーエレクトロニクスに関する実験教材の制作
  • 5G分野の実験モデル構築
  • 入力誤りが大規模言語モデルの精度に与える影響に関する研究
  • オープンデータ可視化ライブラリの開発(GTFS可視化用ダッシュボード開発
  • 電気自動車の電気の流れを想像しやすくする教材開発
  • ICカードを用いたデータ転送に関する研究
  • ZrN薄膜の成膜条件の検討
  • 再生可能エネルギー運用計画に関する研究
  • 電波の到来方向推定に関する研究
  • 機械学習を用いた観光情報学の研究
  • リアルタイムデータ連携に関する研究
  • 複数コマンド入力デバイス実現のための構造検討
  • マイコンを用いた計測に関する実験
  • ESP32-CAMを用いた画像認識装置に関する研究
  • 水素とエタノールを燃料にしたニッケル系小型燃料電池の試作
  • 大規模相互型学習での意識調査とデータのPythonを用いた因子分析の解析
  • 入院している子供の活動量向上のための運動ゲームデバイスの開発
  • ESP-WROOM-02を使った測定装置の製作
  • 陽極酸化コンデンサのベース材料としてのTa₂N薄膜の成膜条件の検討
  • 電気自動車、再生可能エネルギーを含む電力系統潮流解析

担当部署:電気情報工学科

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