シラバスの使い方

 シラバスには,授業の実施時期,担当教員,内容,到達目標,評価方法などが示されています。学生の皆さんが一年間どのようなことを学び,どういうことができるようになるかを示した資料です。各授業の最初の時間に,担当の先生から説明があります。授業の際には忘れずに持参して下さい。また,予習や復習等に活用し,効率的な学習を進めてください。

<学修単位と履修単位について>
 学修単位とは,多くの大学で実施されている単位の認定方法です。この学修単位は,45時間の学修によって1単位が認められるものです。45時間の学修というのは,授業時間(実際の時間)と自分で学習した時間との合計時間を意味します。それを下図に示します。図は,1単位を認定するための授業と自学との割合を示したものです。この図に示すように,講義・演習科目と実験・実習科目とはその扱いがそれぞれ異なります。このような時間が確保されて初めて単位が認定されます。本校の場合は,講義と自学時間とで学修時間45時間を確保しております。これにより,外国留学や他大学への編入の際,本校で取得した単位が,他大学等において換算され易くなります。学修単位は,主に大学1,2年相当である4,5年科目に設定されています。



○講義・演習の場合:1530時間の授業+3015時間の自学・自習
○実験・実習の場合:3045時間の授業+15〜0時間の自学・自習
 履修単位とは,30時間の授業履修によって1単位が認められる,いわゆる「高専単位」のことです。履修単位は,学修単位の45時間に比べて1単位の時間が少ないのですが,授業だけで30時間(本校では50分×30回=25時間を30単位時間としています)あるので,先生から多くのことを学ぶ事ができます。低学年の基礎科目のほとんどが履修単位となっています。

旭川高専2019