科目名

 CAD/CAM

科目CODE

110


学年・学科等名

 第2学年 機械システム工学科

担当教員

 宇野直嗣(8002)・後藤孝行(8006)

単位数・

 1単位・後期

総時間数

 30時間(含:中間試験)

教 科 書 名

 CAD/CAMに関する一般的事柄とSolidWorks操作マニュアル(宇野直嗣 著)

 NCデータおよびCAMに関する資料(後藤孝行 著)

補 助 教 材

 プリント

参  考  書

 CAD利用技術者試験2級公式ハンドブック(エーアイ出版)

 機械製図(林洋次 著,実教出版)

 CAD/CAM/CAE入門(安田仁彦 著,オーム社)


 教育目標

CADおよびCAMソフトウェアの操作方法の習得のみが目的ではなく,数学の図形問題,機械製図,加工技術の知識,さらに,パーソナルコンピュータとネットワークの知識の習得も目的とする。


 概要

CADを利用する上でのコンピュータ用語とネットワーク環境および図形の数学的知識について学び,CADソフトウェアを利用した実習によって操作・処理技術を学ぶ。また,NC工作機械用の制御データ(NCデータ)およびNCプログラミング技術の基礎知識について学び,CADおよびCAMソフトウェアを利用した実習よって作図からNCプログラム生成までの一連の処理技術を学ぶ。なお,CADソフトウェアには「SolidWorks」,CAMソフトウェアには「EdgeCAM」を利用する。


 教育目標との対応

本校の教育目標

機械システム工学科の教育目標

@

(1)


 学習上の留意点

上記Aのとおり,CADおよびCAMソフトウェアの操作方法に加え,数学の図形問題,機械製図,加工技術,コンピュータなどの各知識を融合し,総合的科目と意識することが重要である。


 評価方法

定期試験2回(55%),レポート(35%),授業に対する積極性などが指標となる学習態度(10%)にて評価する。ただし,2回の定期試験の平均点が60点未満の場合は,単位未修得とする。


 授業内容

授業項目

時間

内  容

ガイダンス

1

・授業の概要と評価方法の説明

1.CADおよびCAMの概論

・CADおよびCAMの概論と相互関係について習得できる。

2.3D-CADの基本操作の修得



(1)簡単な部品のモデリング

・3D-CADにより複数部品のアセンブリができる。

(2)複数部品のアセンブリ

・3D-CADでモデリングした部品から,図面を作成できる。

 ・3D-CADのライブラリデータを活用できる。

(3)図面,組立図および分解図

・3D-CADでアセンブリしたモデルから,組立図や分解図を作成できる。

(後期中間試験)


3.NC工作機械とNCデータ

・NC工作機械とNCデータの基礎知識を習得できる。

4.NCプログラミング

・NCプログラムが作成できる。

5.CAMソフトウェアを利用した実習

・CAMソフトウェアによるNCデータが作成できる。

(学年末試験)


 関連科目

情報基礎.情報処理演習,機械製図,機械加工学,機械製作実習,機械創造実習,機械設計演習


旭川高専2009