科目名 |
数学UA |
科目CODE 016 |
学年・学科等名 |
第2学年 全クラス |
担当教員 |
山田敏清(8071)・近藤真一(8064) 大澤智子(8065) |
単位数・期間 |
3単位・通年 |
総時間数 |
90時間(含:中間試験) |
教 科 書 名 |
新編数学B・新編数学C〔東京書籍〕、数学UA(補充テキスト)〔旭川高専〕 |
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補 助 教 材 |
プリント等 |
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参 考 書 |
A 教育目標
数学における新しい概念や原理・法則の理解を深め、計算力の向上を目指す。さらに、事象を数学的に考察し処理する能力を身につけることを目標とする。
B 概要
はじめに、数列の表現、および演算方法を学ぶ。次に、線形代数のうち、ベクトルの概念、および演算方法を学び、平面および空間における直線や平面や曲面の方程式の求め方を学ぶ。さらに、行列・行列式の概念を導入し、それらの演算および応用としての連立1次方程式の解法や座標平面上のさまざまな点の移動の特徴を理解する。
C 教育目標との対応
本校の教育目標 |
一般理数科の教育目標 |
@ |
B |
D 学習上の留意点
@ 分かろうという積極的な学習意欲を持ち、授業に臨むこと。
A 必ずその日のうちに復習をし、演習問題の反復練習に努めること。
B 分からない箇所がある場合は、必ず担当教員に聞き、明らかにしておくこと。
E 評価方法
定期試験および各種試験(70%)、学習への取り組み(レポート、宿題等)(30%)にて評価する。
F 授業内容
授業項目 |
時間 |
内 容 |
〔数学B〕 第1章 数列 §1 数列 |
6 |
等差・等比数列の一般項および和が求められる。 |
§2 いろいろな数列 |
4 |
いろいろな数列の一般項や和が求められる。 |
§3 漸化式と数学的帰納法 |
5 |
漸化式と数学的帰納法を理解する。 |
第2章 ベクトル §1 平面上のベクトル |
7 |
ベクトルの演算ができ、成分表示もできる。 |
(前期中間試験) |
1 |
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§1の続き |
5 |
ベクトルの内積を理解する。 |
§2 ベクトルの応用 |
7 |
ベクトルを平面図形に応用できる。 |
§3 空間におけるベクトル |
10 |
空間座標を知る。空間におけるベクトルが3つの基本ベクトルで表されることを理解し、内積を含むベクトルの演算を利用して、空間における図形の性質を調べる方法を理解する。 |
(前期期末試験) |
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〔数学IIA(補充テキスト)〕〕 第1章 空間の図形 §1 直線と平面 |
7 |
空間における直線の方程式および平面の方程式が求められる。2直線・2平面のなす角や直線と平面の関わりを理解する。 |
§2 空間における曲面 |
3 |
球とその接平面の方程式が求められる。 2次曲面と平面との交わりが求められる。 |
〔数学C〕 第1章 行列とその応用 §1 行列 |
3 |
行列の概念と加法・減法・実数倍を理解する。 |
§1の続き |
6 |
行列の乗法と基本的な性質および逆行列を理解する。 |
§2 行列の応用 |
3 |
逆行列を用いて、連立1次方程式が解ける。 |
(後期中間試験) |
1 |
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§2の続き |
6 |
座標平面上の点・直線の移動を、行列を用いて表すことができる。 |
〔数学IIA(補充テキスト)〕〕 第2章 行列式と行列 §1 行列式 |
10 |
3次および4次の行列式の値が求められ、それを用いて、連立1次方程式が解ける。 |
§2 行列 |
6 |
3次以上の正方行列の逆行列が求められる。掃き出し法を用いて連立1次方程式が解ける。 |
(学年末試験) |
G 関連科目
数学TA、数学TB、数学UB、数学V、応用数学
旭川高専2009 |