科目名 |
電子計算機概論 |
科目CODE 145 |
学年・学科等名 |
第1学年 制御情報工学科 |
担当教員 |
戸村豊明(8027) |
単位数・期間 |
2単位・通年 |
総時間数 |
60時間(含:中間試験) |
教 科 書 名 |
使用しない |
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補 助 教 材 |
講義用プリント(必要に応じて配布する) |
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参 考 書 |
柴山 潔:コンピュータアーキテクチャの基礎, 近代科学社, 2003. |
A 教育目標
コンピュータを構成しているハードウェアの各機能と,オペレーティングシステム上で動作する各種のソフトウェアの使い方を学ぶ事により,パーソナルコンピュータを「道具」として活用するための基本的な知識と技術を習得する。
B 概要
はじめに,コンピュータを構成する各種装置の機能を学ぶ。次に,コンピュータが内部でどのようにして計算を行っているのかを学ぶ。最後に,コンピュータ上でソフトウェアを動かすために不可欠なオペレーティングシステムと各種のソフトウェアを操作する事により,コンピュータが人間と対話できる計算機である事を理解する。
C 本校の教育目標との対応 3
D 学習上の留意点
前期は座学が中心,後期はコンピュータを使うのが中心である。分からない事はそのままにしないで,質問したり自分で調べる習慣を身に付ける事。
E 評価方法
定期試験4回(80%),レポート(20%)にて評価する。
F 授業内容
授業項目 |
時間 |
内 容 |
1. コンピュータの機能と種類 |
2 |
コンピュータの一般的な機能と,コンピュータの用途・種類を学ぶ。 |
2. コンピュータのハードウェア構成 |
2 |
コンピュータを構成している部品とその機能を学ぶ。 |
3. 中央処理装置 |
4 |
中央演算装置(CPU)の構造と機能を学ぶ。 |
4. 記憶装置 |
2 |
メモリやディスクドライブといった記憶装置の種類と機能を学ぶ。 |
5. 入出力装置 |
2 |
マウス,キーボード,プリンタといった入出力装置の種類と機能を学ぶ。 |
6. 数表現 |
2 |
2進数,10進数,16進数の意味と,他の数表現への変換方法を理解する。 |
(前期中間試験) |
1 |
|
7. 論理演算 |
2 |
論理和,論理積,排他的論理和,否定といった論理演算の働きを理解する。 |
8. 整数・実数演算 |
4 |
CPUにおける整数・実数の表現方法と,加減算・乗除算の手順を理解する。 |
9. 命令セット |
4 |
CPUが実行する命令の種類と機能の概要を学ぶ。 |
10. オペレーティングシステム |
4 |
オペレーティングシステム(OS)の一般的な構造と機能と, UNIX,Windowsといった主要なOSの概要を学ぶ。 |
前期末試験 |
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11. ファイルとディレクトリ |
4 |
OSにおけるファイルとディレクトリ(またはフォルダ)の構造と,それを調べるための操作やコマンドを理解する。 |
12. 日本語の入力 |
2 |
ローマ字変換による日本語入力の方法を学ぶ。 |
13. 基本的なソフトウェアツール |
4 |
テキストエディタ,ワードパッド,ペイントなどの使い方を学ぶ。 |
14.インターネットへの接続 |
4 |
Webブラウザの基本的な使い方と情報の検索の仕方を学ぶ。 |
(後期中間試験) |
1 |
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15. 文書作成 |
4 |
Microsoft Wordなどを使った文書作成の方法を学ぶ。 |
16. 表計算 |
4 |
Microsoft Excelなどを使った表計算の方法を学ぶ。 |
17. ドローイング |
4 |
フリーのドローイングソフトウェアを使った作図の方法を学ぶ。 |
18. Webページの作成 |
4 |
HTML,スタイルシート,JavaScriptを使ったWebページの作り方を理解する。 |
学年末試験 |
G 関連科目:情報処理
旭川高専2008 |