科目名

 エンジン工学

JABEE科目

科目CODE

090


学年・学科等名

 第5学年 機械システム工学科

担当教員

 立田節雄(8008)

単位数・

 1単位・前期

総時間数

 45時間(含:自学自習、中間試験)

教 科 書 名

 使用しない

補 助 教 材

 プリント

参  考  書

 内燃機関 第2版(田坂英紀,森北出版)


A 教育目標

往復ピストン式内燃機関(レシプロエンジン)を設計・製作・運転するさいに必要な基礎的知識を修得する。


B 概要

往復ピストン式内燃機関(レシプロエンジン)の構造と作動原理,排気に含まれる有害物質の生成機構と低減方法,および内燃機関に替わる自動車用動力源として普及しつつあるハイブリッドシステムや燃料電池システムについて学習する。


C 本校の教育目標及び「環境・生産システム工学」教育プログラムによる学習・教育目標との対応

本校の教育目標

教育プログラム科目区分

学習・教育目標との対応(JABEE基準: b,d-2a)

専門工学科目

設計・システム系

D-1

(60%)

D-3

( 40%)





D 学習上の留意点

 新聞やTVで報道されるエンジン関係の情報に興味を持つこと。


E 評価方法

 定期試験2回(90%)および授業の取り組み状況(10%)で評価する。


F 授業内容 講義:30時間,自学自習15時間  総時間数45時間

授業項目

時間

内     容

教育

プログラム

1.熱機関

1

内燃機関と外燃機関の違い,およびそれぞれの種類について理解できる。

D-1,

D-3

2.分類

3

点火方式,1サイクルに要する行程数,冷却方式,シリンダーの数と配置,使用する燃料による内燃機関の分類方法について理解できる。

D-1,

D-3

3.構造と作動原理



6

4サイクル火花点火機関,2サイクル火花点火機関,4サイクル圧縮点火機関について,機関本体の構造と作動原理を理解できる。

D-1,

D-3

4.火花点火機関の付属装置

4

吸気装置と点火装置について理解できる。


D-1,

D-3

(後期中間試験)

2




4

内燃機関から排出される有害物質の抑制方法および排気装置について理解できる。

D-1,

D-3

5.内燃機関の燃焼過程

4

火花点火機関と圧縮点火機関の燃焼過程について理解できる。

D-1,

D-3

6.新しい動力システム

6

ハイブリッド自動車および燃料電池自動車について,動力システムの構成,特徴,課題などについて理解できる。

D-1,

D-3

(学年末試験)

◆自学自習

 ・定期試験の準備

15




G 関連科目 熱力学,流体力学,伝熱工学,ターボ機械


旭川高専2008