科目名

化学基礎演習

科目CODE

190


学年・学科等名

第1学年 物質化学工学科

担当教員

物質化学工学科全教員

単位数・

1単位・後期

総時間数

30時間

教 科 書 名

化学I(文部科学省検定済教科書 高等学校理科用)

化学II(文部科学省検定済教科書 高等学校理科用)

補 助 教 材

プリント(演習問題)

参 考 書

 

 

A 教育目標

化学の基礎的内容に関連した計算問題の演習を行い、問題を定量的に取り扱う能力を養う。計算を通じて化学の基本原理の理解を深めるとともに、実験など実際の場面で求められる計算を間違いなく行えるようにする。

 

B 概要

 クラスを4〜5人ずつのグループに分け、各グループが1週あたり1名の教員について演習を行なう。初歩的な化学計算の演習を通じて、問題の定量的な把握の考え方や数値の表現のルール(計算結果の取り扱い、単位など)に慣れるとともに、実際の場面で必要となる計算能力を身につける。

 

C 本校の教育目標との対応 3

 

D 学習上の留意点

単に与えられた式を使って数値を求めるだけにとどまることなく、計算方法の中身を確実に理解した上で問題に取り組むこと。授業時には計算機を持参すること。

 

E 評価方法

試験(2回)の結果:80% 

受講態度(授業時の聴講態度、演習問題への取り組み、提出課題が課された場合の提出状況):20%

 

F 授業内容

授業項目

時間

内  容

事前説明、実力判定試験

2

授業の進め方、関数電卓の使用方法および数値の取り扱いについて説明する。

関数電卓による複雑な計算のしかた、有効数字の考え方がわかる。

授業開始前における化学計算の能力を知るための試験を行なう。

演習(原子量、分子量、物質量、化学式、反応式、気体の性質、溶液の濃度)

22

演習で扱うそれぞれの事項について、基礎概念および計算法を理解し、実際の問題を 定量的に取り扱い正しい結果を導くことができる。

補講

2

各項目の演習を一巡した上で、教員の指導が十分に行なえなかった項目、諸事情により演習自体が行なえなかった項目についての補講を行なう。

実力試験

4

化学計算の習熟度を判定する。

 

G 関連科目 化学、基礎化学


 旭川高専2007