科目名 |
電気計測 (T・U) |
JABEE科目 |
科目CODE 120 |
学年・学科名 |
第4学年 電気情報工学科 |
担当教員 |
土橋 剛(8018) |
単位数・期間 |
2単位 前期(T)・後期(U) |
総時間数 |
90時間(含:自学自習,中間試験) |
教 科 書 名 |
なし |
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補 助 教 材 |
プリント |
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参 考 書 |
改訂電磁気計測(菅野 允著、コロナ社) |
A 教育目標
電気現象を定量的に扱うために、測定値の処理方法や各種計器の動作原理について学ぶ。電気工学に携わるものとして,電気諸量の把握のための最低限の知識を身に付ける。
B 概要
測定値の取り扱い方を学んだ後、単位・標準につき学習し、各種測定器の原理、各種電気量の測定法について学ぶ。
C本校の教育目標及び「環境・生産システム工学」教育プログラムによる学習・教育目標との対応
本校の教育目標 |
教育プログラム科目区分 |
学習・教育目標との対応(JABEE基準: d) |
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3 |
基礎工学科目 設計・システム系 |
A-2 (50%) |
D-1 (25%) |
D-2 (25%) |
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D 学習上の留意点
電気計測は電磁気や電気回路を基礎として成り立つ科目である。この科目を学び計測の知識を身に付けるとともに、これら基礎科目の見直しも行うこと。
E 評価方法
定期試験4回(80%) 小テスト・演習等(20%)
F 授業内容 講義:前期(T)30時間・後期(U)30時間、 自学自習30時間 総時間数90時間
授業項目 |
時間 |
内容・到達目標 |
教 育 プログラム |
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電気計測(T) 1.測定の基礎 (1) 測定の種類 (2) 誤差 |
2 2 |
測定法の分類ができる 誤差の原因やその取り扱いが理解できる |
A-2,D-1,D-2 |
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2.単位と標準 (1) SI単位 (2) 単位の実現
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2 4 |
単位の成り立ちや実現が理解できる 単位や標準の成り立ちが説明できる 単位の実現や問題点が理解できる
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A-2,D-1,D-2 |
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3.指示電気計器 (1) 分類と構成 (2) 可動コイル計器 |
2 4 |
指示電気計器の分類と構成要素が説明できる 可動コイル計器の動作原理や用途が説明できる
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(前期中間試験) |
2 |
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(3) その他の指示電気計器 (4) ディジタル計器 |
2
2 |
可動鉄片形、電流力計形、整流形などの原理が理解できる ディジタル計器の基本原理であるAD変換,DA変換の基礎が理解できる |
A-2,D-1,D-2 |
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授業項目 |
時間 |
内容・到達目標 |
教 育 プログラム |
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4.電圧、電流の測定 (1) 電位差計 (2) 特殊な測定
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2 2 |
精密測定のための方法が理解できる 導体電流の測定法などが理解できる
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5.抵抗測定 (1) 抵抗器 (2) 測定法の分類 (3) 低抵抗、高抵抗 |
2 2 2 |
低抵抗、高抵抗の測定法が理解できる 抵抗器の実際が理解できる 抵抗測定法が大別できる 接続抵抗、漏れ電流の存在およびそれらへの対策が理解できる |
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(前期期末試験) |
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電気計測(U) 6.インピーダンス測定 |
4 |
R,L,Cの測定法が理解できる |
A-2,D-1,D-2
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7.電力測定 |
6 |
電力、電力量の測定法が理解できる |
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8.周波数、波形の測定 |
4
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周波数や時間の測定法、オシロスコープによる 波形の測定ができる |
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(後期中間試験) |
2 |
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9.磁気測定 |
6 |
磁気測定の原理が理解できる |
A-2,D-1,D-2 |
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10.高周波計測 電子計測 |
6
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高周波における電圧,電流,電力,インピーダンスの測定が理解できる
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(学年末試験) |
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◆ 自学自習 ・ 予習復習 ・ 演習課題 ・ 小テスト・定期試験の準備 |
30 |
自学自習時間として、日常の授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察・解法の時間及び小テストや定期試験の準備のための時間を総合して30時間と考えている。 |
A-2 D-1 D-2 |
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F 関連科目 電気回路、電気磁気学、電気工学実験
旭川高専2007 |