科目名

燃焼工学

JABEE科目

科目CODE

088


学年・学科等名

5学年 機械工学科

担当教員

立田節雄(8008)

単位数・

1単位・前期

総時間数

45時間(含:自学自習,中間試験)

教 科 書 名

使用しない

補 助 教 材

プリント

参  考  書

燃焼工学入門(水谷幸夫,森北出版)

 

A 教育目標

燃焼装置やエンジンなどを設計・生産・運転するさいに必要な,燃料の種類と性状,燃焼計算の方法,燃料の燃焼方法,燃焼に伴う有害燃焼生成物と環境問題などについて,基礎的知識を習得する。

 

B 概要

我々は豊かな生活を維持するために大量のエネルギーを消費している.その大部分は石炭,石油,天然ガスなどの化石燃料の燃焼によってまかなわれている。化石燃料の特徴や最適な燃焼方法についての知識を習得するとともに,燃料資源の枯渇や地球環境問題の重要性を理解する。

 

C 本校の教育目標及び「環境・生産システム工学」教育プログラムによる学習・教育目標との対応

本校の教育目標

教育プログラム科目区分

学習・教育目標との対応(JABEE基準: b,d-1 )

基礎工学科目

設計・システム系

A-2

20%)

D-1

60%)

D-3

20%)

 

 

 

D 学習上の留意点

燃料,燃焼装置,エンジン,環境問題についての新聞記事を読んだり,TVで放送される関連番組を見たりすること。

 

E 評価方法

定期試験2回(90%)および演習などへの取り組み状況(10%)で評価する。

 

F 授業内容  講義:30時間,自学自習15時間  総時間数45時間

授業項目

時間

内     容

教育

プログラム

1.燃料

1.1 固体燃料

1.2 液体燃料

1.3 気体燃料

 

3

3

2

石炭,石油系燃料,天然ガスなどの燃料について,資源,生産・精製方法,性状,用途,取り扱い上の留意点など基本的な事柄について理解できる。               

D-1

2.燃焼計算

2.1 燃焼反応

2.2 理論空気量

2.3 理論燃焼ガス量

 

2

2

2

可燃元素および炭化水素の燃焼反応が理解でき,燃料組成から理論空気量,理論燃焼ガス量,燃焼ガス組成を計算できる。

 

D-1

(前期中間試験)            

2

 

2.4 空気比

2.5 発熱量

2

2

空気比と発熱量の意味が理解できる。

 

D-1

D-3

3.燃焼方法

3.1 固体燃料

3.2 液体燃料

3.3 気体燃料

 

3

2

2

固体燃料,液体燃料,気体燃料について,燃焼方法および燃料装置の基礎的な事柄を理解できる。

A-2

D-3

 

4.有害燃焼生成物

4.1 成因と抑制方法

4.2 環境問題

3

燃焼装置から排出されるCOHCNOx,SOx,PMなどの成因と排出量の低減方法,それらによって生じる光化学スモッグ,酸性雨,地球温暖化などの環境問題について理解できる。

A-2

D-3

 

(前期末試験)

◆自学自習

 ・演習課題

 ・定期試験の準備

15

 

 

 

G 関連科目 化学,熱力学,内燃機関,エネルギー工学


旭川高専2007