計算機演習

科目名

情報処理演習

科目CODE

055

学年・学科等名	第1学年　機械システム工学科	担当教員	後藤孝行(8006)
単位数・期間	2単位・通年	総時間数	60時間（含：中間試験）
教科書名	宇野直嗣　著，情報処理演習—Windowsと各種アプリケーションソフトの操作方法—
補助教材	プリント，PC，プロジェクター
参　　考　　書	ネットワーク社会における情報の活用と技術［情報教育テキスト］（岡田正・高橋参吉・藤原正敏　共著，実教出版）入門　情報リテラシー（高橋参吉・松永公廣・若林茂・黒田芳郎　共著，コロナ社）

A 教育目標

パーソナルコンピュータの基本的な操作方法および種々のアプリケーションソフトの操作方法の習得，さらに情報セキュリテイを含めた情報を扱う上での一般常識の習得を主な目的とする。

B　概要

パーソナルコンピュータを利用して情報を取り扱う時の社会的常識とコンピュータ内の基本的な処理技術を学ぶ。また，オペレーティングシステム（OS），ブラウザ，文章作成ソフト，表計算ソフトの基本操作と応用，各種ソフトウエアを総合的に活用できることを授業および演習によって学ぶ。

C　本校の教育目標との対応　　３

D 学習上の留意点

複数のアプリケーションソフトを使用するため，個々のソフトの使用方法と連携方法をしっかりと習熟することが重要である。また，情報セキュリテイに関する知識の習得も重要である。

E 評価方法

定期試験4回（55％），レポート（30％），授業に対する積極性などが指標となる学習態度（15％）にて評価する。ただし，4回の定期試験の平均点が60点未満の場合は，自動的に単位未修得とする。

F 授業内容

授業項目	時間	内　　　　　容
ガイダンス	1	・授業の概要と評価方法の説明
1．情報およびネットワークの活用	6	・情報およびネットワークを利用する上での社会常識や基本用語を習得できる。
2．コンピュータに関する一般用語と数値表現	8	・コンピュータに関する一般用語を習得できる。・2進数，10進数，16進数への数値の変換を習得できる。・ハードウェアやソフトウェアに関する基礎的な用語を習得できる。
（前期中間試験）	1
3．Windowsの基本事項と基本操作	1	・Windowsに関する歴史的背景，基本用語および基本操作を習得できる。
4．Microsoft IMEと日本語入力	1	・Microsoft IMEの基本事項と日本語のローマ字入力について習得できる。
5．Ｅメールの利用方法	2	・Ｅメールを利用する上でのエチケット，基本設定および基本操作を習得できる。
6．Internet Explorerの基本事項とネット検索のコツ	3	・Internet Explorerの基本操作を習得できる。・インターネット上の情報検索方法を習得できる。
7．Microsoft Wordの操作（基本編）	3	・Microsoft Wordの基本操作を習得できる。
8．Microsoft Wordの操作（応用編）	4	・インターネット上で公開されている情報を元にした文書作成方法を習得できる。・図を貼り付けた文書の作成方法を習得できる。
（前期末試験）
9．HTML言語を用いたWebページの作成	10	・Webページの作成ができる。・HTML言語を用いたホームページの作成を通して，プログラミング操作に慣れ親しむことができる。
10．Microsoft Excelの操作（基本編）	5	・Microsoft Excelの操作方法（数値入力，セル参照，グラフ作成）を習得できる。
（後期中間試験）	1
11．Microsoft Excelの操作（応用編）	6	・関数を利用した計算方法を習得できる。・Microsoft Excelで作成した表やグラフをMicrosoft Wordで作成した文書に貼り付けることができる。
12．Microsoft Excelを用いたシミュレーション	6	・Microsoft Excelの操作方法の理解度を深めることができる。・加法定理に代表される三角関数の合成についてシミュレーションを行い，三角関数の公式の理解度を深めることができる。・放物運動のシミュレーションにより，放物運動に代表される等速運動および等加速度運動の理解度を深めることができる。
13．ファイル形式とファイル変換	2	・種々のファイル形式と拡張子に関する知識を習得できる。・異なるアプリケーションソフト間でファイルの授受ができる。
（学年末試験）

G 関連科目　数学ⅠB，物理，情報基礎，CAD/CAM，プログラミング基礎，プログラミング応用，機械システム工学実験

旭川高専2007